「非モテ」にはつらい時代になりまして (非モテ!男性受難の時代を読んで)
時代は「三低」!
「三高」とは1980年代末から使われ始めた女性の結婚相手の条件のことで、「高収入」「高身長」「高学歴」をひっくるめた言葉です。
そして時代とともに女性が求める男性像も変化していきます。
現在は「低姿勢」、「低依存」、「低リスク」の「三低」が女性の求める男性の理想像になっています。
「低姿勢」とは女性に対して威圧的な態度を取らず、丁寧なこと。「低依存」は家事や身の回りのことをパートナーに頼らないこと。「低リスク」とはリストラや事故に巻き込まれることが少ない職種であることです。
「三低」は救世主?
この話を聞いて、私はこう思いました。
「革命が起こるぞ」と、、
私は現在「非モテ」ですが、この新しいモテ基準はクリアできます。
「低姿勢」「低依存」は内面の問題であり、人の痛みがわかる「非モテ」たちには楽勝です。残る「低リスク」も、過去の「高収入」というハードルよりかはラクラク飛べそうです。
「なんだ、この条件達成できそうじゃないか、少し生まれるのが早かっただけなんだ、やっと時代が俺についてきたんだ。」多くの同士達がこう思ったはずです。
しかし私たちはこの風潮を読み違えていました。
「三高」+「三低」の時代
三浦展著「非モテ!男性受難の時代」の中にこんな一節があります。
時代は「三高」から「三低」に変わったという人がいるが、それは間違いである。「三高」が否定されて「三低」になったわけではない。「三低」が決して「低身長、低学歴、低収入」をいみするわけではないところがミソで女性の理想が「三高」だけにとどまらず、そこに「三低」が加わったとみるべきというのが私の説である。
目の奥がクラクラしました。「三低」という概念につかまり立ちをしていた私は顔面から転みごとに転倒しました。
三浦展氏の説によって冷静になり、こう思いました。
「三低」革命始まったけど、俺モテてないぞ。
「ソースは自分」なので疑いようのない説得力を持って三浦氏の説は、私の前に立ちはだかります。
そうです。それは革命と見せかけた罠だったのです。
愛をください
「非モテ!男性受難の時代」ではさらに、このような条件が世の中に流布されるということからも、女性が男性を選ぶ時代が到来し、男性はそれまでの「男性」ではいれらない男性受難の時代が到来したと続いています。
みなさんはこの記事をどう読んだでしょうか。もしムカついた方はすみません。女性蔑視しているわけではありません。
世知辛い世の中だとは思っていましたが、
恋愛においても男性受難だなんて、、
みなさんどうか愛をください!!!!