フォイ JUST DO IT!

フォイの雑記。

一緒に見た友達と仲良くなれる映画3つ


暇つぶしにもってこいの映画鑑賞。

失敗のないようおすすめ映画をネットで事前にチェック。

友達と合流し、レンタルビデオショップへ。

「ユージュアルサスペクツ」「ブレードランナー」「羊たちの沈黙」。

「全部見るまで今日は寝れないぞ」なんて笑いながら、いざロードショー!

やっぱり名作はちがうな。みんな真剣だし、見終わったあとに誰も文句をいわない。

「おもしろかったな」「完璧だったね」「監督誰?」「パート2やらないのかな?」

こんな会話を一通りして、また次の映画へ。

 

こんなふうに映画を見ていて気づいたことがあります。

映画通が薦める映画って、みんなで見るのに不向きなんじゃないのかな。なんか行動を掻き立てるものがない。抽象的ですが。

もちろん面白いんだけども、それだけで終わってしまう。興奮しながらラストシーンについて喋ったり、主人公のセリフが仲間内で流行ったり、またこの会を開こうってなったりする映画じゃない。

一人で見て、そのあとに映画批評ブログとかを読んで、「ふむふむ」と作品を味わうみたいな映画なんですね。

映像美とか作品の意義とか構成とかってもちろん大事なんですが、誰かの家で鑑賞会するときはそれほど重要じゃない。

私みたいなライトな映画好きは映画は楽しむものではなく、映画という手段でこの会を盛り上がるためなんですよ。

 

だから映画通の人にお願いがあります。

映画批評を書くときは友達と見るのに適しているかどうかを書いて欲しい。

ちょっと喋りながらでもついていけるストーリーか?集中力が切れないぐらいの上映時間か?空気が凍るようなエロい表現はないか?などの情報を教えて欲しい。

 

以上を踏まえて、私が思う盛り上がる映画を発表します。

私は映画通ではありませんので、ネットに挙げられていたお勧め映画の中から選びました。なのでおもしろさは保証されています。

その中で、一人で楽しむものではなくみんなで楽しい映画を探しました。

 

まず ミザリー

 

 

めちゃくちゃ有名なホラー映画です。ざっくり言うと有名小説家が足を骨折してストーカーに介護される話。

詳しい説明は省きますが、友達同士で見たら絶対に楽しい映画です。

まず怖い。怖すぎる。毛布にくるまりながら、ビクビク見る。大人の男でもギャーギャーいうぐらい怖い。次第にギャーギャー言うことが楽しくなってくる。

普通のホラーのような異世界の話ではないので、ストーリーもつかみやすいし想像しやすい。見終わったあと一緒にあの惨劇をくぐり抜けた同士のような感覚になります。(言いすぎかもしれませんが)

 

次にファイナル・デスティネーション」シリーズ

 

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これも有名な サスペンスホラー。予知夢が見られる主人公が逃れられない死の運命にさらされる恐怖を描いています。誰が死ぬかではなく、どう死ぬかを楽しむ映画です。

何がいいって、普段へフィードバックできること。登場人物はネジの締め忘れとか、ブレーキのし忘れ、機械の整備不良など不慮の事故で死んでしまいます。そんな死に方を見たら、「あれ?このタンスが倒れてきたら俺やばいんじゃないか?」「バイト先の食器洗浄機だいぶ年季入ってるけど大丈夫か?」と思います。そんなとこから会話のネタになったり、怖がってる友達を脅かしたり。

他にもストーリーも単純、どう死ぬか予想しながら見られる、100分ぐらいちょうど見やすいという要素もある。

 

 最後にリアル・スティール

 

 

ホラーばっかりだったので感動する奴を。問題を抱えた親子がロボットボクシングに挑戦するという話。

まず一緒に見ている人と応援できるところがいい。結構主人公は辛い思いをします。そういう構成なので感情移入できてしまう。ボクシングは怖いっていう人だって、ロボット同士なら見れてしまう。というより、コミカルな動きがかわいい。

120分とちょっと長めですが、万人受けする映画だと思います。

 

こんなふうに友達と見られる映画を教えて欲しいです。

映画でもお笑いのネタでもネットでの作品評には、そういう目線がないなあと最近思います。「なんでこんな薄っぺらい映画が人気なんだ?」みたいな批判。

もっと想像力を使って欲しい。

映画を手段として使っている人も、作品を味わおうとする人もいる。

だから見下すのはちがうんじゃないでしょうか。