フォイ JUST DO IT!

フォイの雑記。

モテ男総取りの時代

「男の顔は履歴書である」という言葉をしっていますか?

有名なジャーナリストの方の言葉らしいのです。要するに男の価値は顔の美醜ではなく、さまざまな経験を積むことで人間的な魅力が生まれ、それが顔に刻まれるという意味です。
なんと希望に溢れた言葉なのでしょうか。
努力をすれば報われるの男バージョンといいますか、いつも寡黙な清掃員とか言ったらめちゃくちゃカッコ良いな。
 
彼女できないからって不貞腐れたり、ネットで女叩きをしたりするのはやめて、黙って実直に働こうそう思いました。
 

モテ男総取りの時代へ

しかしこの言葉には落とし穴があります。
私はこの言葉をみんなに知らせようと、よい言葉に出会えて幸せです的な記事を書こうとしたら、なんだか筆が進まない。
 
全く現実味がないんです。
 
というより、逆なんじゃないかなとさえも思ってしまいます。
要は、モテるやつが仕事も出来るし可愛い奥さんを見つけてモテないやつは一生日陰暮らしだという意見です。
 
ここまで捻くれているとは、、私の非モテ病は重症のようです。
 

私はヤリチンにはなれない そう嘆くばかり

三浦展著「非モテ!男性受難の時代」内でモテる男性が多くの女性を独り占めし、モテない男性は一人の女性とも付き合えないという説をデータで検証しています。
2006年のデータなので、信憑性に多少疑問がありますが結果は、
モテる男性は複数の相手と経験している者が52.1%もいるが、モテない男性は10.7%しかいないということです。
そして注目すべきは女性のデータ。
女性はモテる女性で45.1%が複数の相手と経験しているが、モテない女性でも30.8%が経験しており、差は多くないんです。
三浦さんはこう続けます。
現代の恋愛は自由競争市場であり、特に男性にとっては「優勝劣敗」「弱肉強食」「適者生存」の社会ダーウィニズム的様相を呈している。

 

確かにそうです。
婚前の性交渉はダメというモラルが崩壊してから、女性はモテる男に集中します。モテる男はモテない女でも受け入れます。その理由は、なぜ男性用の風俗だけがあるのか考えればわかりやすいかと。
だから、モテない男の需要はない。女性はモテる男と仲良くなれるわけですからモテない男といる時間がもったいない。
 
最初の話に戻ると、みんなコツコツ努力してその結果モテるわけではなく、最初からモテるモテないは決まっているんです

 

仕事ができるからモテるのか、モテるから仕事ができるのか

モテるから仕事が出来るという現代の考え方がモテ格差に拍車をかけます。
 
そもそも仕事ができるのは元々の能力にも寄りますが、大体は経験です。
仕事の任される量によって成長率は変わります。
では仕事の任される量をどうやって決めるかと言えば、モテるかモテないかです。
もちろん人事から「あなたはモテますか?」という質問されて「はい、彼女を欠かしたことがありません」といえば出世というわけではありません。
パッと見た感じの神々しいオーラや雰囲気の良さといったモテる男にしか出せないアレが判断基準になっているというわけです。
三浦さんの意見を使わせてもらうと、絶対的な企業が潰れたり、よい大学を出ても就職できない混沌の時代ではモテや容姿といった感覚的な要素が全て判断材料になっているとのこと。
でも非モテにはそのオーラは得られません。オーラや雰囲気はコツコツ努力して得られるものではありません。だって努力した瞬間にダサいと周りから言われてしまいますから、非モテに逆戻りというわけです。
そんなこんなでモテるやつが全部総取りなんですよ。
 
以上です。この話はもちろん極論ですよ。でも、カッコ悪くても自分で自分の尻に火を付けて努力しないとやばいなと思いました。
最後にあまりにも卑屈なのでフォローです。

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読んでいただきありがとうございました。