フォイ JUST DO IT!

フォイの雑記。

さみしいときには切ない歌を

こんにちは。

 
花粉症シーズン。お花見シーズン。そして卒業式シーズンですね。やっぱり別れは寂しいもんですよ。やっぱり。
 
普段は行かない飲み会に参加して思い出話に花を咲かしたり,ネットで「卒業  さみしさ」と検索してみたり、だるさが抜けずにブログ更新を怠ったりと余波が至る所に出ていました。
 
「泣きたい時は泣けば良い」という言葉には共感できますが、いつまで経っても引きずっている自分に嫌気が差します。
 
でも、どうしたらよいか?

卒業 スペース さみしさ

ということで,ネットで寂しさをどう打ち消したらよいかという記事を探してみました。
が、何かしっくりこない。読んでいて一人、小言を呟いてしまいます。
心の処方箋的なブログに書いてくれていることはありがたいんですが,私は結構重症らしい。特効薬ではなかったらしい。
 
 書いてある内容は大体こんな感じ。
  • あなたが今寂しいのは、○○だからだよ。ほらね?冷静に分析すれば原因がわかるでしょ?→原因をはっきりさせるということは大事ですが、それは自分が一番わかってるんだよなぁ。私は分析できるぐらい冷静です。冷静だから検索しているんです。
  • 振り返ってばかりじゃなくて,前を向こうよ。楽しい未来が待ってるよ→もちろんこれからある楽しい事は想定してしますよ。でも若くて,暇で,だらだらしている時間は二度と戻ってこないから思い出に耽るんだよなぁ。
  • 寂しいということはあなたにかけがえのない財産ができたという証拠だよ→聞きたいのはそこじゃないんだよー。思い返すだけで吐き気がする出来事を思い返すやつはいません。みんな振り返るだけの財産はあるんだよなあ。
 
 
はーぁ。
結局、寂しいなぁ的なポエムを読むだけ。今まで馬鹿にしてきてスミマセン。

さみしいときには切ない歌を

そんなセンチ野郎がある時、急に現実に戻されました。
 
 下宿先を離れて実家に帰るとき,最終列車に乗って故郷に戻ります。引きずってる私はウォークマン今の状況にぴったりな曲を探します。(今考えると自分に酔いすぎていて吐き気がしますが,)
 
見つけました!「車輪の唄」
「車輪の唄」とはbunp of chickenの名曲。私たち世代に直撃したこの歌は、別れとか旅立ちを歌っている切ない曲です。列車に乗るくだりがリアルに描かれているので、状況もぴったりです。聞く前はさぞ泣くんだろうなぁと思っていました。
 
が、全く泣けん。一滴も。
 

「あれ?今の自分の境遇とぴったりだと思ってたけど、全然違うやん。恋人追っかけてきてないし。てか見送りにもきてないし。別れの際に泣いてもしてなかったし。それよりこの電車、満員だから思い出に耽るスペースもないし。」

感傷に浸りたくても浸れないときってあるんですね。散々でした。

 

これだったら吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」の方がマッチしてるような気がします。

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「はぁ、見送りねぇ 涙もねぁ 思い出耽るスペースねぇ。おらこんな門出嫌だー、おらこんな門出嫌だー、現実に戻されるだー」

自分の中でツッコミを入れている内に自分の中のセンチ野郎はどこかに行きました。

違う意味で切なくなりました.

こうして筆を取ることが出来たのは、藤原さんと吉幾三のおかげです。

まとめ

  • さみしいさみしい言っている人は自分に酔っているだけ、の可能性もあります。
  • そういうときは敢えて切ない名曲を聴くのもいいかもしれませんね。

読んでくださりありがとうございました。