Youは何しにインドへ?
こんにちは。
テレビ東京の人気番組「Youは何しに日本へ?」。
日本に来た外国人に日本に来た理由をインタビューしたり、付いていったりする番組。
私が思う人気の理由は、見ていてとてもハッピーな気持ちになれる番組だから。
単純に「日本ってすげぇなぁ」的な番組ではありません。海外の人はこんな考え方をしているんだなぁと逆に感じるときもあります。楽しそうに語る外国人、楽しそうに見る出演者。だから見ている私たちまでハッピーになれる。
私が印象に残っているのは、4年間かけて自転車で火山を回る旅をしている家族の回。
山岳ガイドの父親と奥さん、そして三歳と一歳の子供の四人家族。荷物もすべて自転車で運びます。普通の日本人の感覚なら、「怪我するから危ない」とか「子供は保育園に入れてないと同級生の中で浮いてしまうのではないか」とかネガティブなことを考えてしまいます。既成概念に囚われず自分たちに合った方法で、素敵な家族のあり方が映し出されていました。
私の心は、もはやパブロフの犬同様に、「Youは何しに日本へ?」という言葉を見ただけで心がやすらぎます。(言いすぎですか?)
ですが、「Youは何しインドへ?」という言葉を見てもやすらぎません。
むしろザラザラする。
私の頭の中には温かい家族はそこにはいません。「そこのYou!!お前、自分探したいとか言って休学してまでインドに行ったけど何してきたの?」という意味で解釈してしまう。
今日は大学時代によくいた自分探し中毒の人の話です。
Youは何しに大学へ?
大学卒業したときに聞かれたら、「回り道をしに」と答えます。
よくわからない分野の講義も、トラウマになったマックのバイトも、ドリンクバーだけで粘ったファミレスでのおしゃべりも、人生を豊かにするための回り道をしていたのだと解釈すれば、前を向いて歩いて行けます。もう社会人なので肯定しときたいという気持ちもありますが…。
そして、たまにいるのが、「留学」とだけ言う人。
留学自体はすばらしいと思いますが、答えになっていないのでは?
いろいろなところで、海外留学の素晴らしさが説かれているので、留学=すげぇになっている気がします。子供の頃の「みんな持ってるからほしい」と変わらない。
そう言う人に言いたい
「Youは何しに留学へ?」
ブログ講読をおすすめします
一ヶ月ぐらいの留学をした人は言います。
「語学は上達しんかったけど、いろいろな人と話して視野が広くなった。成長できたきがする。」
私は思います。
そんな曖昧なものを身につけるぐらいなら、ブログ読んでその通り実践したほうが、わかりやすく成長できるんじゃねーの?無料だし。
なんでも無料のこのご時勢。大学っぽさを味わうだけならちょっと高い気がします。
と、「Youは何しに○○へ?」をタイトルに使いたいなあと思っていたら、こんなところに着地しました。今回は真面目です。
以上です。
読んで下さり、ありがとうございます。