ニンニク臭いため息には同情出来ない。
こんばんは。
今日の仕事帰りこんなことがありました↓
暗い顔をした先輩はため息をついた。小さなため息は騒がしい都会の喧騒に飲まれていった。大型ディスプレイで流れる最近のヒットチャート、高級外車のクラクション、酔って同僚に絡むサラリーマンの怒鳴り声。彼の心を他所に、不協和音はやがて街を包み込んだ。
『なにかあったんですか?』思わず僕は声をかけた。
『優しい奴だな。でもこれは俺の問題だから。』
そう言った先輩のため息は、ニンニク臭かった。」
僕は心の中で思いました。
「いや、昨日夕飯楽しんでますやん!、次の日仕事なのに食欲に負けてますやん。そんな悩んでいるなら飯喉通らへんやん、普通。」
そう思うと感情移入出来なくなりました。明日どうせ元気に出社してくるところまで目に浮かびます。
かぜで学校休んだ友達の家にお見舞いにいったら、案外元気で肩透かしくらったときと同じ。落ち込むときは落ち込んでる人らしくしようと思った次第です。
おしまい