関心を持たれる人のバロメーター
こんにちは。
笑い飯哲夫さんの「ブッダも笑う 仏教にはなし」という本を読んでいたら、次のような一説がありました。
(仏の読み方は)お釈迦さん、釈迦、釈迦牟尼、釈迦如来、カタカナのシャカ、ブッダ、漢字のブッダ、仏、仏さん、古い字の佛、ゴータマ・シッダールタ(~)。これだけあるわけですから、今まで生きてきた仏教国の人々が、いかにお釈迦さんに興味があったか知ることが出来ます。
全部引用すると長すぎるので、まとめますと
例えば、服に興味がない人はズボンのことを「ズボン」というのに対して、アパレルショップに務めている人は、「ボトムズ」「パンツ」から始まり「カーゴパンツ」「スキニーパンツ」「ジョギーパンツ」「スラックス」とかいろいろ表現しますね。
興味のある人は興味があるゆえに新しい名前をつけ、飽きたらまた新しい名前をつけという行動を繰り返す。
要するに呼び方の数は、どれだけ興味を持たれているかを図る指標になります。
幅広い世代の様々な環境で育った人が仏に興味があるため、様々な呼び方が生まれるというわけですね。
なるほど!
変な話ですが、学生時代のいじめられっこは沢山呼び方があったような気がします。例えば、その子が太っていたら、「豚」「ゴリラ」「肉団子」「ドラえもん」「ベイマックス」「ボストロール」とか、いじめっ子が趣向を凝らして考えそう。
いじめられる本人はつらいですし、いじめることは良くないことですが、ものすごく興味を持たれている、関心を持たれているとも考えられますね。
対して僕はどうだったでしょうか。
見た目から「もやし」がり勉ででこが広かったので当時流行っていたアイシールド21の登場人物雪光学から「雪光」、小学生のとき小さかったから「豆」、ほくろが多いから「レーズンパン」、高校生のとき、鼻が急激に成長したから「プロテーゼ」
あれ、気づいてなかったけど、いじめられてたんかな。
関心を持たれてたんですね。
おしまい。