フォイ JUST DO IT!

フォイの雑記。

結婚へ直結するアピール方法

 

こんばんは。

 

今日は長々と恥ずかしいことを書いています。

 

だいぶ前ですが、お盆に地元で中学生の同窓会に行きました。

僕の地元はド田舎なので、20半ばになれば、みんな結婚しているのだろうなあなんて勝手に考えていましたが、田舎での婚活戦線は想像以上に難しいそうです。

やれ出会いがないだとか、やれ婚活パーティに行く金がないだとか、そんな世知辛い話に終始した一夜でしたね。

 

出会いが本当にないらしく、同窓会にも一縷の希望をもって参上した同級生もちらほらいたようで、もし地元に残っていたらこのサバイバルに参加せざるを得ないはずなのでホッとしました。ホッとした瞬間ハッとしました。同じ穴の狢であると。

 

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それ言って、メリットになるの?

 

同級生の恋愛トークを聞いていて、違和感がありました。

 

 

「俺、顔も悪くないし、適齢期で、高身長、年収もそんなに悪くない。でもなんで結婚出来ないんだ」「私、スタイルもいいし、友達も多いし、料理も出来るし、スポーツもするから彼氏の趣味にも合わせられるし、理想の彼女よね」というような、自分の要素を自慢する人に疑問を持ちました。

「それを聞いて彼氏彼女になりたいって思うのかな」と。

 

まるで電化製品の売り文句みたいじゃないですか。

 

「このエアコンは省エネで、プラズマクラスター機能が付いて、おまけに保証が3年間。しかも今なら2割引き」みたいな感じで。隣のエアコンと比べられて、「同じ値段だけどあっちの方が省エネ性能が高いからあっちにしよう。」ってなったら、どうするんでしょうか。

相手を凌ぐ条件を提示すること必要があるので5割引きにするのでしょうか。

自分を安売りするのはいけませんね。

 

プロセスを語った方がいい

 

確かに自分のメリットを相手にわかりやすく伝えることは大事だと思うんですが、

短い単語に凝縮してしまうのは、自分の価値を限定してしまいます。例えば「料理が出来る」というアピールポイントの裏には、「野菜嫌いの弟になんとか栄養のあるものを食べさせようと試行錯誤していつのまにかに味付けのコツや栄養の知識が身についてしまった」というような素晴らしいプロセスがあるかもしれない。

 

「料理が出来る人」は料理を修練してきた大勢の中の一人ですが、プロセスを語ればその人の唯一無二の性格もわかります。相手は「今まで会った人の中で一番家族思いの人かもしれない」「俺が料理をするようになった理由と一緒だ」というように運命を感じるかもしれません。

 

内田樹さんの本に「結婚とはこの人しかいないと錯誤すること」であると書いてありました。どこかに白馬の王子様がいるはずといって世界中を飛び回り、全人類に会いに行った人はいないと思います。つまり、結婚する人は、どこかのタイミングでこの人しかいないと決め込むわけです。

 

決め込むためには、運命を感じることが必要 ⇒ 運命を感じるためには、相手の言葉や振舞いから唯一無二を感じなければならない。

 

3拍子揃った私」はどこにでもいます。この人が「運命の人だ」と勘違いさせる努力をした方が得策だと思います。

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そう思う僕は、中学時代いじられキャラであったため、同級生に説教出来るはずもなく、ブログに投稿するのでありました。

 

おしまい。