ブランディングとしての芸人
こんばんは。
フォイ(@tank_grape)と申します。
ブランディングするために芸人になることはありかも
と思いました。
ブランディングとかいってますけど、そんな硬い話ではないですYO!!
先々週くらい、「ヒルナンデス」で元お笑い芸人が立ち上げた会社を紹介していました。「浅井企画」という芸能プロダクションの元芸人さんで現・「株式会社俺」の取締役である方が特集されていたそうです。
社内コミュニケーションを円滑にするため、社員に笑い交えたコミュニケーションを
レクチャーする講師を派遣するのが業務内容です。
「笑顔だけが取り柄の胡散臭い講師に研修されるより、元芸人にされる方が説得力あるからありかも」なあと思っていました。
なぜブランディングに良いのか?
ブランディングとは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。また、その手法。 by ウィキ
理由は2つあります。
一つ目は芸人という名刺は人から興味を引くということ
キングコングの西野さん、カラテカ入江さんとかが有名ですが、芸人という経歴を経て、または平行して実業家として活躍している人は結構多くいます。
もともとの人間力や芸人時代の経験を応用して実業家として活躍されていると思いますが、世に出るために元芸人という名刺は多少関係していると思います。
「芸人は人を笑わせることに長けたコミュニケーション能力が高い人」というイメージが誰しもあると思います。あと、売れない芸人の葛藤を描いた小説や漫画が売れているように、誰しもその生活に興味があると思います。
そういったプラスのイメージや、人からの興味得られるという効果が元芸人の名刺にはあります。
二つ目はその名刺を手に入れることは結構簡単なことだからです。
よしもとクリエイティブエージェンシーで言えば、来るものは拒まずというスタンスなので簡単な面接を経て入ることは簡単です。ネット記事によると54万円払えばNSC生になれます。一年間授業を受け卒業すれば晴れてよしもと所属のプロの芸人です。
人前でネタするのは恥ずかしいでしょうけど、
耐えればまだ貴重な名刺が手に入ります。寿司職人になるため下積みを何年も積むとか、憧れの社長のもとで無給で働かせてもらうとかに比べたら簡単だと思います。
他の方法と比較してみます。
例えば本を出す。企業出版なら出版社のお金で本を出せますが、企画書で重要なことは著者の経歴と言われるくらい経歴=名刺が大事です。ってなったら一般人の僕みたいなのは無理ですね。自費出版ならそんなハードルはありません。ですが金がかかります。紙の本で全国に流通させるなら300万以上が相場だと言われています。
他に留学するのも手だと思いますが、時間とお金がかかります。し、留学してる人めちゃめちゃいますから留学するだけではそんなに目立たないかも・・
芸人という経歴はコスパが良いんです。
結論、60万と365日と少しの勇気があれば、人からおっと思われる経歴が手に入るということです。
AV女優、セクシー女優のデビューするときも同じようなことがあると聞いたことがあります。AV女優としてデビューする前に一旦グラビアアイドルとしてデビューさせ、半年後くらいに元グラビアアイドルという肩書きでAVデビューさせるという話を昔テレビ東京でやっていたやりすぎコージーという番組で今田耕司さんが言っていました。
なぜそんなことをするのかはご想像にお任せしますが、
箔を付けることはどの業界でも大事だということがわかります。
僕は別にブランディングしたいというわけではないですけど、
そういう志で入った人が周りの本当に芸人になりたい人に影響されて、人を笑わせる喜びを知り、最終的には芸人を目指すという小説書けそうと思いました。