ムーランドからメールが届いたよ
こんばんはっ
前々から書いている通り、転職活動をしています。あるあるを一つ。
「結果通知かと思ったら、エージェントからのスカウト」
転職を経験された方ならよくわかると思いますが、「転職エージェント」と呼ばれる人から一日に30〜50件ほどメールが来ます。
「早いもん勝ち!」「面接確約!」などの文字がぎゅうぎゅうに、ギチギチに詰まったメールをすーっとホコリを払うかのようにゴミ箱に捨てるのが日課。
そんな中、今日思わず内容を確認してしまったメールが一通ありました。
差出人「山田 ムーランド」!!
なんじゃこりゃ!道端アンジェリカ的なハーフか?
内容についてはほかと同様にギチギチメール。思わず開けてしまう名前のクセが強い。
そこで僕は思いました「もしかして目立つように仮名を使っているのかな?」
どんな仕事でもいいので転職をしたいと思っている人であれば、目についた募集要項から選ぶこともあるでしょう。
「カタカナを使って興味を引く作戦かな?」と僕の歪んだ気持ちから、
googleで「山田ムーランド」を検索エンジンに入れてみた。もし本名ならSNSが引っかかるだろうな。
一件引っかかる。
内容をみてみると、それはある県のホームページで「福祉」をテーマにした作文を募集し、優秀作品を公開していました。
その優秀作品を執筆者こそ、当時6年生山田ムーランドなのでした。
本当にいたぁあ!!
内容は、『私は障害者に奇異の目を向ける人を軽蔑していた。でも障がい者施設でボランティアを参加した時に自分はどうしていいのかわからなかった。でも中学生のお姉さんに接し方を教えてもらって交流することが出来た。もしかしたらみんな接し方がわからないだけかもしれない。私もあのお姉さんのように教える側に回りたい」という
6年生とは思えないめちゃめちゃ素晴らしい内容!!
あの作文で書いたように、人助けをしたいという気持ちから転職エージェントになったのかな。そう想像しながら、僕はムーランドからのメールもすーっとゴミ箱に捨てました。
おしまい。
※ムーランドは仮名です。本名とニュアンスを似せています。