マウンティング界最強の文法
こんばんは。
マウンティング、説明するまでもないですが
大辞林ではこう書かれています。
「自分の方が立場が上」と思いたくて、言葉や態度で自分の優位性を誇示してしまうこと。
マウンティング女性なるものが跋扈しているとの情報ですが、僕は男ですし、SNS等もやっていないので出くわしたことはないです。
でも、違和感あるなぁと思っていたことがこれってマウンティングの一種なんだと思ったことを書きます。
〇〇の時点でダメという文法
A 「久しぶり、彼女出来た?」
B「ううん。相変わらず」
A「え、前に俺の彼女の友達紹介したよな。あの子はどうだったの?」
B「会話は楽しかったけど、やっぱりタイプじゃなかったかな」
A「じゃあ前話ししてたバイト先の先輩は?」
B「お友達止まりって感じかな」
A「そういうこと言ってる時点でモテないんだよ」
〇〇の時点でダメって文法は最強だと思います。
相手を思うなら理想が高いとか「理由」を入れて指摘をします。
でも理由は入れない。お前は知らないうちにモテない人だけ踏む地雷を踏んだのだと言われているニュアンスがあります。
この言葉の裏には「まだお前にはわからない世界がある。」をという上から目線を感じます。
例え、BがどこがダメだったのかAに聞いたところで「お前にはわからない」と言われて逃げられてしまいます。何で教えてよと粘ったところで、二人のモテにおける上下関係が開くばかり。
そこが最強たる所以。反撃を許さず延々と攻撃できるのです。攻守に優れた恐ろしい文法ですね。
大学時代、かまされました
僕はこの文法の被害者です。田舎から出てきたぼくは無残にハメ殺されました。
言ってくる人も、あいつにマウントしてやろうと思ってるのではなくて、なんかこの言い方をすると気持ちいいポジションに居られるなと感覚的に位置取りをした結果なんでしょうか。
人間は元来他人より上に立ちたいと考えるそうですね。
特に大学生はまだ何者にも成れていないので、至る所でマウントの取り合いがなされていましたね。格闘技同様一度ポジションに入られたら中々立ち位置を変えることが出来ない。
対処法あるんでしょうか?いや、無いから強いのか。
こわやこわや。
おしまい。