イケメン上司の笑いの取り方がオッサン過ぎてやめてほしい。
こんばんは。
僕の上司の話。
その上司は現在35歳。性格が明るく、ドぐされの僕にも優しく対応してくれる、又の名を仏。仕事も出来るので、社内でも有数の大口顧客を担当しております。そして何と言ってもイケメンで、尊敬すべき上司です。
そんな上司の元で働きはじめて3ヶ月。相変わらず優しくて部下の僕としては有り難い限りですが、神格化されたイメージが崩れ去る事件が・・
外回りの仕事が終わって、上司、僕、先輩、後輩の4人で会社でざっくばらんな雰囲気で会話していました。
スポーツのルールの話をしていました。後輩24歳♀があまりにもルールを知らないので、面白がって先輩35歳♂が質問を投げていました。
先輩「野球のルールわかる?」
後輩「・・なんとなく」
先輩「タッチアップは?」
後輩「全然わからない」
先輩「ちょっと難いもんな笑何回のアウト取ると攻守交代?」
後輩「・・5回?」
先輩「まじ?笑」
こんな感じで、先輩が面白がって質問を続けているとイケメン上司が一言、
「(先輩の名前)そんな追いつめると、デットボール食らうぞ笑」
その瞬間思いました。
なんか、おっさんの笑いの取り方やなって。
行動としては素晴らしいと思います。
後輩をいじめると痛い目に遭うぞというメッセージを会話の流れに即して、タイムリーに指摘した。この指摘による効果は以下2点。
①後輩も困っている風だったので割って入ることで助け舟を出した。
②笑いを交えることで空気を悪くさせることなかった。
優しい性格、高いコミュニケーション能力のコラボレーションから成せる行動だと思いますが。
ですが、僕はそのユーモアの入れ方から放たれる加齢臭の方が気になった。
オヤジギャグならぬ、オヤジ言葉遊び
なぜこの笑いの取り方がおっさんっぽかったのですかね。読んでいる方は全く分からない人もいるんでしょうか?分析してみます。
共通のイメージできるものの中で、ニュアンスが近い笑いの取り方は誰かなーって考えると、綾小路きみまろだと思います。
豊かな教養 こぼれる美貌 あふれる脂肪
ツヤの無い上半身 用のない下半身
「今では妻に尻に敷かれてます」とか「若い時は財布の中、今は髪の毛も寂しくなってきた」とか上手いこと言うなーと思いますが面白いとは思いません。
僕の主観で話を進めますが、上手い=面白いの図式が成立するかしないで、
オヤジかオヤジでないか区別出来るのでしょうかね。
今回のデッドボール発言は(そこまで上手くはないけど)上手い系のユーモアセンスです。つまりうまい発言をする人はおやじっぽい、というところに着地出来ますか。
話はそれますが
学生時代、バイトで地方の公民館で地域の高齢者に向けてお笑い芸人のようにネタをやった事があります。
思いの他、ウケて大盛況に終わったのですが、
そこで感じたのは、ネタが面白くてウケると言う感じではなく、ネタが分かるから笑うという感覚でした。
僕らが考えたオチに反応するのではなく「千代の富士」とか「美空ひばり」とか自分が分かる単語のみが笑いの琴線に触れる感じ。
年齢によって笑いの感覚は違ってきますから、僕と上司は10歳も違うので、感覚の差があるのは確か。ゆうならば、しょうがないことなんでしょうか。でも、憧れの先輩なのであれだけはやめてほしいなあって思います。
おしまい。